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章末A1.1〜A1.5の解答

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検索用コード(LaTeX)
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.1.1:(One More)★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
ある町の住民の一部にアンケートを実施したところ,スポーツが好きと答えた住民は全体の$65\%$,読書が好きと答えた住民は全体の$55\%$,スポーツも読書も,どちらも好きではないと答えた住民は全体の$15\%$,さらに両方とも好きと答えた住民は$42$人であった.アンケートに答えた住民の総数を求めよ.また,スポーツだけが好きと答えた住民の人数を求めよ.
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.1.1の解答(One More)★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
アンケートに答えた住民全体の集合を$U$,スポーツが好きと答えた住民の集合を$A$,読書が好きと答えた住民の集合を$B$とする.
$n(U)=x$とおくと,
\[
n(A)=0.65x,n(B)=0.55x,n(\overline{A}\cap\overline{B})=0.15x,n(A\cap B)=42
\]
$n(\overline{A}\cap\overline{B})=n(\overline{A\cup B})=n(U)-n(A\cup B)$であるから,
\[
n(A\cup B)=n(U)-n(\overline{A}\cap\overline{B})=x-0.15x=0.85x\cdots(\mathrm{i})
\]
また,
\[
n(A\cup B)=n(A)+n(B)-n(A\cap B)=0.65x+0.55x-42=1.2x-42\cdots(\mathrm{ii})
\]
(i),(ii)より,$0.85x=1.2x-42$
したがって,$x=120$
よって,アンケートに答えた住民は$120$人
また,スポーツだけが好きと答えた住民の人数は$n(A)-n(A\cap B)$であるから,
\[
n(A)-n(A\cap B)=0.65x-42=0.65\times 120-42=36\text{(人)}
\]
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.1.2:(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
ある企業の社員140人を対象にアンケートを実施したところ,英語が得意な社員は110人,中国語が得意な社員は100人,スペイン語が得意な社員は90人であった.このとき,3言語すべてが得意な社員の人数は,少なくとも何人であるか.
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.1.2の解答(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
140人の社員全体の集合を$U$,英語,中国語,スペイン語が得意な社員の集合をそれぞれ$A,B,C$とする.
また,英語と中国語だけが得意な社員,中国語とスペイン語だけが得意な社員,スペイン語と英語だけが得意な社員をそれぞれ$x$人,$y$人,$z$人,3言語すべてが得意な社員を$w$人とする.
社員全体について,
\[
110+100+90-(x+w)-(y+w)-(z+w)+w\leqq 140
\]
すなわち,
\[
160-(x+y+z)-2w\leqq 0\cdots(\mathrm{i})
\]
集合$A$,$B$,$C$のそれぞれについて,
\[
110\geqq x+z+w\cdots(\mathrm{ii}),100\geqq x+y+w\cdots(\mathrm{iii}),90\geqq y+z+w\cdots(\mathrm{iv})
\]
(ii)〜(iv)の辺々を足し合わせると,
\[
300\geqq 2(x+y+z)+3w
\]
すなわち,$2(x+y+z)+3w-300\leqq 0\cdots(\mathrm{v})$
(v) と(i)$\times 2$の辺々を足し合わせると,$20-w\leqq 0$
したがって,$w\geqq 20$
また,$w=20$のとき,(i)〜(iv)の不等号を等号におき換えた連立方程式は,負ではない整数解$(x,y,z)=(50,30,40)$をもつ.
よって,3言語すべてが得意な社員の人数は,少なくとも$20$人
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.1.3:(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
50人の社員に対し,異なる3種類の技術A,B,Cを習得しているか調査したところ,全員がA,B,Cのうち少なくとも1つの技術を習得していた.また,AとBの両方,BとCの両方,AとCの両方を習得している社員の数はそれぞれ10人,8人,12人であった.さらに,AとBの少なくとも一方,BとCの少なくとも一方,AとCの少なくとも一方を習得している社員の数は,それぞれ40人,35人,45人であった.このとき,次の社員の人数を求めよ.
(1) 技術Aを習得している社員
(2) 技術Bを習得している社員
(3) 技術Cを習得している社員
(4) A,B,Cのすべての技術を習得している社員
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.1.3の解答(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
技術A,B,Cを習得している社員の集合をそれぞれ$A,B,C$とすると,
\[
n(A\cup B\cup C)=50,n(A\cap B)=10,n(B\cap C)=8,n(C\cap A)=12,
\]
\[
n(A\cup B)=40,n(B\cup C)=35,n(C\cup A)=45
\]
$n(A\cup B)=n(A)+n(B)-n(A\cap B)$より,$n(A)+n(B)=50\cdots(\mathrm{i})$
$n(B\cup C)=n(B)+n(C)-n(B\cap C)$より,$n(B)+n(C)=43\cdots(\mathrm{ii})$
$n(C\cup A)=n(C)+n(A)-n(C\cap A)$より,$n(C)+n(A)=57\cdots(\mathrm{iii})$
(i)〜(iii)の辺々を足し合わせると,
\[
n(A)+n(B)+n(C)=75\cdots(\mathrm{iv})
\]
(1) $(\mathrm{iv})-(\mathrm{ii})$より,$n(A)=32\text{(人)}$
(2) $(\mathrm{iv})-(\mathrm{iii})$より,$n(B)=18\text{(人)}$
(3) $(\mathrm{iv})-(\mathrm{i})$より,$n(C)=25\text{(人)}$
(4) すべての技術を習得している社員の数を求めると,
\begin{align*}
n(A\cup B\cup C)=n(A)&+n(B)+n(C)-n(A\cap B)\\
&-n(B\cap C)-n(C\cap A)+n(A\cap B\cap C)
\end{align*}
であるから,$n(A\cap B\cap C)=50-32-18-25+10+8+12=5\text{(人)}$
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.1.4:(One More)★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
720の正の約数の個数は何個あるか.そのうち,奇数の約数は何個あるか.
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.1.4の解答(One More)★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
720を素因数分解すると,$720=2^4\times 3^2\times 5$
\[
(4+1)\times(2+1)\times(1+1)=30
\]
より,約数の個数は,30個
奇数の約数は,$3^2\times 5$の約数であるから,
\[
(2+1)\times(1+1)=6
\]
より,奇数の約数の個数は,6個
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.1.5:(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
赤玉3個,白玉2個,青玉1個,黄玉1個がある.この中から4個の玉を選ぶ方法は全部で何通りあるか.ただし,選ばれない色があってもよいものとする.
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.1.5の解答(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
選んだ4個の玉に含まれる赤玉,白玉,青玉,黄玉の個数をそれぞれ$a,b,c,d$とし,$(a,b,c,d)$で表す.
$0\leqq a\leqq 3$であるから,4個の玉を選ぶ方法は次の4つの場合がある.
(i) $a=3$のとき
赤玉を3個選び,残りの1個を他の色から選ぶので,
\[
(a,b,c,d)=(3,1,0,0),(3,0,1,0),(3,0,0,1)
\]
の3通り
(ii) $a=2$のとき
赤玉を2個選び,残りの2個を他の色から選ぶので,
\[
(a,b,c,d)=(2,2,0,0),(2,1,1,0),(2,1,0,1),(2,0,1,1)
\]
の4通り
(iii) $a=1$のとき
赤玉を1個選び,残りの3個を他の色から選ぶので,
\[
(a,b,c,d)=(1,2,1,0),(1,2,0,1),(1,1,1,1)
\]
の3通り
(iv) $a=0$のとき
赤玉を選ばず,残りの4個を他の色から選ぶので,
\[
(a,b,c,d)=(0,2,1,1)
\]
の1通り
よって,(i)〜(iv)は同時に起こらないから,$3+4+3+1=11\text{(通り)}$
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.2.1:(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
6個の数字$0,1,2,3,4,5$から異なる3個の数字を選んで3桁の整数を作る.このとき,次の問いに答えよ.
(1) 偶数の個数を求めよ.
(2) 234以上の整数の個数を求めよ.
(3) これらを小さい順に並べたとき,第45番目にある整数を求めよ.
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.2.1の解答(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
(1)
(i) 一の位が$0$
百,十の位に残りの5個の数字から2個選んで並べればよいので,その個数は,${}_5\mathrm{P}_2=5\cdot 4=20\text{(個)}$
(ii) 一の位が$2$または$4$のとき
一の位は2,4の2通りあり,そのそれぞれについて,百の位は$0$以外で一の位の数を除く$4$通りある.十の位は百の位と一の位の数以外の$4$通りあるから,その個数は,$4\times 4\times 2=32\text{(個)}$
よって,(i),(ii)より,求める個数は,$20+32=52\text{(個)}$
(2)
(i) 百の位が$2$,十の位が$3$のとき
一の位は$4,5$の$2$通り
(ii) 百の位が$2$,十の位が$4,5$のとき
一の位は$4$通りずつあるから,$2\times 4=8\text{(個)}$
(iii) 百の位が$3,4,5$のとき
残りの位は${}_5\mathrm{P}_2$通りずつあるから,
\[
3\times{}_5\mathrm{P}_2=3\times 5\cdot 4=60\text{(個)}
\]
よって,(i)〜(iii)より,求める個数は,$2+8+60=70\text{(個)}$
(3) 百の位が$1$である整数は,${}_5\mathrm{P}_2=5\cdot 4=20(\text{個})$
百の位が$2$である整数も同様に,$20(\text{個})$
したがって,第$45$番目にある整数は,百の位が$3$である整数のうち,小さいものから$5$番目の整数である.
百の位が$3$,十の位が$0$のものが$4$個あるので,$310$が第$45$番目となる.
よって,求める整数は,$310$
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.2.2:(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
大人4人,子供3人がいるとするとき,次の並び方は何通りあるか.
(1) 子供のうち2人だけが隣り合うように7人を1列に並べる.
(2) 子供の両隣りが必ず大人になるように7人を円形に並べる.
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.2.2の解答(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
(1) すべての場合から,「子供3人が隣り合う場合」と「子供が隣り合わない場合」を引けばよい.
7人の並び方は,$7!=7\cdot 6\cdot 5\cdot 4\cdot 3\cdot 2\cdot 1=5040(\text{通り})$
子供3人が隣り合うような並び方は,
\[
5!\times 3!=5\cdot 4\cdot 3\cdot 2\cdot 1\times 3\cdot 2\cdot 1=720(\text{通り})
\]
子供が隣り合わない並び方は,大人4人の間と両端の5箇所のうち,3箇所に子供3人が1人ずつ入ればよい.
大人の並び方は,$4!=4\cdot 3\cdot 2\cdot 1=24(\text{通り})$
子供3人の並び方は,5箇所から3箇所選んで並べる順列であるから,
\[
{}_5\mathrm{P}_3=5\cdot 4\cdot 3=60(\text{通り})
\]
したがって,$24\times 60=1440(\text{通り})$
よって,求める並び方は,$5040-(720+1440)=2880(\text{通り})$
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.2.2の別解
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
大人4人の間と両端の5箇所のうち,2箇所に子供2人の組と残りの子供1人が入ればよい.
大人の並び方は,$4!=4\cdot 3\cdot 2\cdot 1=24(\text{通り})$
子供2人の組と子供1人が入る場所の選び方は,5箇所から2箇所選んで並べる順列であるから,
\[
{}_5\mathrm{P}_2=5\cdot 4=20(\text{通り})
\]
子供の並び方は,$3!=3\cdot 2\cdot 1=6(\text{通り})$
よって,求める並び方は,$24\times 20\times 6=2880(\text{通り})$
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.2.2の解答(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
(2) 円周上に大人4人が並ぶ並び方は,$(4-1)!=3!=3\cdot 2\cdot 1=6(\text{通り})$
大人と大人の間の4箇所に子供3人が1人ずつ入ればよいから,
\[
{}_4\mathrm{P}_3=4\cdot 3\cdot 2=24(\text{通り})
\]
よって,求める並び方は,$6\times 24=144(\text{通り})$
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.2.3:(One More)★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
互いに異なる7色から6色を選び,立方体の6面をすべて異なる色で塗り分ける方法は何通りあるか.ただし,立方体を回転させて面の色の配置が一致する場合は,同じ塗り方と見なすものとする.
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.2.3の解答(One More)★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
色の選び方は,使用する6色を7色の中から選ぶので,$7$通り
あらかじめ1色を定め,その色の面を上面として固定する.
このとき,下面には残りの5色のうち1色を塗るため,塗り方は,5通り
さらに,側面4面は異なる色を用いた円順列と考えられるから,
$(4-1)!=3!=6(\text{通り})$
よって,求める塗り分ける方法は,$7\times 5\times 6=210(\text{通り})$
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.2.4:(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
SUCCESSのすべての文字を1列に並べるとき,次の問いに答えよ.
(1) 全部で何通りの並び方があるか.
(2) Sが3つ連続する並び方は何通りあるか.
(3) Sが2つ以上連続する並び方は何通りあるか.
(4) Sが2つ以上連続し,かつ,Cも2つ連続する並び方は何通りあるか.
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.2.4の解答(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
(1) 3個のSと2個のCと,U,Eをそれぞれ1個ずつ含む7個の順列であるから,
\[
\frac{7!}{3!2!}=420(\text{通り})
\]
(2) SSSをひとまとまりにして1つの文字として考えて,$\frac{5!}{2!}=60(\text{通り})$
(3) Sが連続しない並び方を考える.C,C,U,Eを並べると,$\frac{4!}{2!}=12(\text{通り})$
これらの4文字の間と両端の5箇所のうち,3箇所にSを並べる並び方は,${}_5\mathrm{C}_3$通り
したがって,Sが続かない並び方は,$12\times{}_5\mathrm{C}_3=12\times 10=120(\text{通り})$
よって,求める並び方は,$420-120=300(\text{通り})$
(4) CCが連続する場合の並び方は,CCをひとまとまりにして1つの文字として考えて,
\[
\frac{6!}{3!}=120(\text{通り})
\]
そのうち,Sが連続しないものは,CC,U,Eを並べ,これらの間と両端の4箇所のうち,3箇所にSを並べるから,
\[
3!\times{}_4\mathrm{C}_3=24(\text{通り})
\]
よって,求める並び方は,$120-24=96(\text{通り})$
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.2.5:(One More)★★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
右の図のような格子状の道路がある.次のような場合に,道順は何通りあるか.ただし,東方向,北方向,北東方向にしか進めないものとする.
(1) A地点からC地点へ行く道順
(2) A地点からC地点を通らないでB地点へ行く道順
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 節末問題A1.2.5の解答(One More)★★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
東へ1区画進むことを$\rightarrow$,北へ1区画進むことを$\uparrow$,北東へ1区画進むことを$\nearrow$と表す.
(1)
(i) $\rightarrow$に2回,$\uparrow$に2回進むとき,2個の$\rightarrow$と2個の$\uparrow$の順列であるから,$\frac{4!}{2!2!}=6(\text{通り})$
(ii) $\nearrow$に1回,$\rightarrow$に1回,$\uparrow$に1回進むとき,$\rightarrow$,$\uparrow$,$\nearrow$の順列であるから,$3!=6(\text{通り})$
(iii) $\nearrow$に2回進むとき,1通り
よって,(i)〜(iii)より,求める道順は,$6+6+1=13(\text{通り})$
(2) 全体から,Cを通るものを引くことを考える.A地点からB地点へのすべての道順は,
(i) $\rightarrow$に4回,$\uparrow$に4回進むとき,4個の$\rightarrow$と4個の$\uparrow$の順列であるから,$\frac{8!}{4!4!}=70(\text{通り})$
(ii) $\rightarrow$に3回,$\uparrow$に3回,$\nearrow$に1回進むとき,3個の$\rightarrow$と3個の$\uparrow$と1個の$\nearrow$の順列であるから,$\frac{7!}{1!3!3!}=140(\text{通り})$
(iii) $\rightarrow$に2回,$\uparrow$に2回,$\nearrow$に2回進むとき,2個の$\rightarrow$と2個の$\uparrow$と2個の$\nearrow$の順列であるから,$\frac{6!}{2!2!2!}=90(\text{通り})$
(iv) $\rightarrow$に1回,$\uparrow$に1回,$\nearrow$に3回進むとき,1個の$\rightarrow$と1個の$\uparrow$と3個の$\nearrow$の順列であるから,$\frac{5!}{3!1!1!}=20(\text{通り})$
(v) $\nearrow$に4回進むとき,1通り
したがって,(i)〜(v)より,$70+140+90+20+1=321(\text{通り})$
C地点からB地点への道順は,(1)と同様に考えると,13通り
これと(1)より,A地点からC地点を通りB地点へ行く道順は,
\[
13\times 13=169(\text{通り})
\]
よって,求める道順は,$321-169=152(\text{通り})$
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 章末問題A1.1:(One More)★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
分母が200であり,分子が1から200までの200個の分数のうち,約分できないものの個数を求めよ.
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 章末問題A1.1の解答(One More)★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
分母の200を素因数分解すると,$200=2^3\cdot 5^2$
したがって,1から200までの整数のうち,2でも5でも割り切れないものの個数を求めればよい.
1から200までの整数全体の集合を$U$とすると,$n(U)=200$
$U$の部分集合のうち,2の倍数全体の集合を$A$,5の倍数全体の集合を$B$とすると,$200=2\cdot 100,200=5\cdot 40$であるから,
\[
n(A)=100,n(B)=40
\]
また,$A\cap B$は10の倍数全体の集合で,$200=10\cdot 20$であるから,$n(A\cap B)=20$
したがって,$A\cup B$の個数は,
\[
n(A\cup B)=n(A)+n(B)-n(A\cap B)=100+40-20=120
\]
よって,求める個数は,$n(\overline{A\cup B})=n(U)-n(A\cup B)=200-120=80$
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 章末問題A1.2:(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
区別のつかない7個のボールを区別のつかない3つの箱に入れる.1個も入らない箱があってもよい場合,ボールの入れ方は全部で何通りあるか.
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 章末問題A1.2の解答(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
3つの箱に入れるボールの個数を$x,y,z(x\leqq y\leqq z)$とする.
ボールの入れ方を次の4つの場合に分けて考え,$x+y+z=7$を満たす0以上の整数$x,y,z$の組の総数を求める.
(i) $x=0$のとき
$y+z=7(0\leqq y\leqq z)$より,$(y,z)=(0,7),(1,6),(2,5),(3,4)$の4組
(ii) $x=1$のとき
$y+z=6(1\leqq y\leqq z)$より,$(y,z)=(1,5),(2,4),(3,3)$の3組
(iii) $x=2$のとき
$y+z=5(2\leqq y\leqq z)$より,$(y,z)=(2,3)$の1組
(iv) $x\geqq 3$のとき
$x+y+z=7(3\leqq x\leqq y\leqq z)$より,このような$x,y,z$の組は存在しない.
したがって,(i)〜(iv)より,$x,y,z$の組は,$4+3+1=8(\text{組})$
よって,ボールの入れ方は全部で,$8$通り
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 章末問題A1.3:(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
次の等式を満たす自然数$n$の値を求めよ.
(1) ${}_n\mathrm{P}_3=2{}_n\mathrm{P}_2+10{}_n\mathrm{P}_1$
(2) $2{}_n\mathrm{C}_4=5{}_n\mathrm{C}_3$
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 章末問題A1.3の解答(One More)★★★
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
(1) ${}_n\mathrm{P}_3=n(n-1)(n-2),{}_n\mathrm{P}_2=n(n-1),{}_n\mathrm{P}_1=n$であるから,
\[
n(n-1)(n-2)=2n(n-1)+10n
\]
これを整理すると,$n(n-6)(n+1)=0$
よって,$n\geqq 3$であるから,$n=6$
(2) ${}_n\mathrm{C}_4=\frac{n(n-1)(n-2)(n-3)}{4\cdot 3\cdot 2\cdot 1},{}_n\mathrm{C}_3=\frac{n(n-1)(n-2)}{3\cdot 2\cdot 1}$であるから,
\[
2\cdot\frac{n(n-1)(n-2)(n-3)}{4\cdot 3\cdot 2\cdot 1}=5\cdot\frac{n(n-1)(n-2)}{3\cdot 2\cdot 1}
\]
したがって,$n(n-1)(n-2)(n-3)=10n(n-1)(n-2)$
これを整理すると,$n(n-1)(n-2)(n-13)=0$
$n\geqq 4$であるから,$n=13$
%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%%
% 章末問題A1.4:(One More)★★★
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1辺の長さが3の立方体$\mathrm{ABCD}-\mathrm{PQRS}$がある.ただし,2つの正方形ABCD,PQRSは立方体の向かい合った面であり,AP,BQ,CR,DSはそれぞれ立方体の辺である.
この立方体を1辺の長さ1の小立方体に区切ったとき,頂点Aから頂点Rへ小立方体の辺を通って行く最短経路について考える.
(1) 最短経路は何通りあるか.
(2) 辺BC上の点を通過する最短経路は何通りあるか.
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% 章末問題A1.4の解答(One More)★★★
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(1) AB方向に長さ1進むことを$a$,AD方向に長さ1進むことを$b$,AP方向に長さ1進むことを$c$で表すと,AからRへの最短経路は,3個の$a$と3個の$b$,3個の$c$の合計9個の順列と対応する.
よって,求める最短経路は,$\frac{9!}{3!3!3!}=1680(\text{通り})$
(2) 辺BC上の点を通る最短経路は,面BCRQを辺BCで展開して面ABCDと同一平面上に置いた長方形$\mathrm{ADRQ}$における,AからRへの最短経路と等しい.
ここで,AQ方向に長さ1進むことを$d$,AD方向に長さ1進むことを$e$で表すと,求める最短経路は,6個の$d$と3個の$e$の合計9個の順列と対応する.
よって,求める最短経路は,$\frac{9!}{6!3!}=84(\text{通り})$
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% 章末問題A1.5:(One More)★★★★
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サイコロを4回投げて,$k$回目に出た目を$a_k$とする.このとき,$a_1\leqq a_2<a_3\leqq a_4$となる目の出方は何通りあるか.
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% 章末問題A1.5の解答(One More)★★★★
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\[
\begin{array}{ll}
(\mathrm{i})a_1<a_2<a_3<a_4,&(\mathrm{ii})a_1=a_2<a_3<a_4,\\
(\mathrm{iii})a_1<a_2<a_3=a_4,&(\mathrm{iv})a_1=a_2<a_3=a_4
\end{array}
\]
の4つの場合に分けて考える.
(i) $a_1<a_2<a_3<a_4$となるとき
6個のサイコロの目から異なる4個を選ぶ場合の数は,
\[
{}_6\mathrm{C}_4=15(\text{通り})
\]
(ii) $a_1=a_2<a_3<a_4$となるとき
6個のサイコロの目から異なる3個を選ぶ場合の数は,
\[
{}_6\mathrm{C}_3=20(\text{通り})
\]
(iii) $a_1<a_2<a_3=a_4$となるとき
(ii) と同様に考えると,$20(\text{通り})$
(iv) $a_1=a_2<a_3=a_4$となるとき
6個のサイコロの目から異なる2個を選ぶ場合の数は,
\[
{}_6\mathrm{C}_2=15(\text{通り})
\]
よって,(i)〜(iv)より,求める出方の総数は,
\[
15+20+20+15=70(\text{通り})
\]
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% 章末問題A1.5の別解
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$b_1=a_1,b_2=a_2+1,b_3=a_3+1,b_4=a_4+2$とおくと,
$a_1\leqq a_2<a_3\leqq a_4,1\leqq a_i\leqq 6(i=1,\ldots,4)$を満たす$(a_1,a_2,a_3,a_4)$
と,
$b_1<b_2<b_3<b_4,1\leqq b_i\leqq 8(i=1,\ldots,4)$を満たす$(b_1,b_2,b_3,b_4)$
とは1対1に対応する.
よって,これを満たす$(b_1,b_2,b_3,b_4)$の個数は,${}_8\mathrm{C}_4=70(\text{通り})$












